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卵胞(卵子)を育てることができるのは、FSHというホルモンです。
このFSHホルモンは脳下垂体から分泌され、血液によって卵巣に運ばれ、卵胞内の顆粒膜細胞を刺激して、卵胞(卵子)の成熟に必要なエストロゲン(E2)の分泌を促します。
(右ページ図1: 卵巣と脳)
ボーンスクイズの原理はこちら
FSH、LH、E2、Pの説明と役割はこちら
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卵胞(卵子)を育てることができるのは、FSHというホルモンです。
このFSHホルモンは脳下垂体から分泌され、血液によって卵巣に運ばれ、卵胞内の顆粒膜細胞を刺激して、卵胞(卵子)の成熟に必要なエストロゲン(E2)の分泌を促します。
(右ページ図1: 卵巣と脳)
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より成熟した質の高い卵胞(卵子)を育てるために、例えば排卵誘発剤、クロミフェン等を服用するのは、脳視床下部に排卵誘発剤を作用させ、FSHホルモンを多く分泌させるためです。
分泌されたFSHホルモンは卵巣に届き結果的にエストロゲン(E2)の分泌量を上げます。
また、体外受精の排卵誘発でFSHホルモンを主成分とするHMG / FSHの注射をするのも同様の目的です。
より多くのFSHホルモンを投与することで卵胞に届くFSHホルモン量を増やし、多くの卵胞(卵子)を育てること、エストロゲン(E2)を上昇させることを目的とします。
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しかし、何らかの原因で下垂体から分泌されたFSHホルモンが十分に卵巣に届いていないため卵胞発育を阻害してしまう場合があります。
そのような例の多くは、卵巣内血流量が少なく、血流スピードも遅い場合で、体内のFSHホルモンは一部しか卵巣に運ばれないということがあります。
せっかく卵巣刺激のために排卵誘発剤や注射を使用していても卵巣内血流量の状態によっては効果がない場合があるということです。 (図2:卵巣の悪い状態)
つまり、FSHホルモンを効率よく卵巣内に運ぶことが質の高い卵子を作るために大切なことです。
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血流が豊富な卵巣の例
それを可能にするのが、ボーンスクイズという骨髄刺激を中心とした施術です。
(図3 卵巣の良い状態)
ボーンスクイズは、卵巣周囲の毛細血管新生を促した後に、これら卵巣内血管を太くし、血流量、血流スピードを増加させる効果があります。
早発閉経や高齢の場合は卵巣がFSHホルモンに反応しなくなるため、少しでも反応させようと下垂体はFSHホルモンの分泌を盛んにし、結果FSHの値が上がり10以上の高値を示します。これが進むと卵巣性無月経として治療を諦めることがあります。
このようなFSH値が高い状態に対してもボーンスクイズは卵巣周囲血管の新生を促し、卵巣ホルモンレセプターを刺激して、良質卵胞(卵子)を排卵に導く効果があります。
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また、クリニック・病院治療で投与される排卵誘発剤のクロミフェンやHMG/FSH注射などとボーンスクイズを併用することで、より効果的に質の良い卵胞(卵子)を育てることが可能です。
エストロゲン(E2)の作用と内膜の関係
子宮内膜を増殖するのもこの卵胞から分泌されるエストロゲン(E2)作用ですので、ボーンスクイズによりエトロゲン(E2)分泌量が上昇することで子宮内膜もより着床に適した環境になるといえます。(図4)
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プロゲステロン(P)の作用と着床
ボーンスクイズはもう一つ大きな効果があります。
それは、黄体の質の向上=プロゲステロン(P)の上昇です。
プロゲステロン(P)の値の高さと妊娠には相関関係があります。
プロゲステロン(P)は排卵後の黄体から分泌されます。
卵胞を育てていた顆粒膜細胞が、排卵後は黄体になりプロゲステロン(P)を分泌します。(図5)
ボーンスクイズにより質良く成長した卵胞は、黄体の質が高く、結果プロゲステロン(P)の分泌を高め着床環境を整えます。
また、ボーンスクイズにより、卵巣だけでなく骨盤内臓器である子宮内へも多くの血流が運ばれるため、卵育成だけの目的ではなく、凍結胚移植前の子宮内環境の改善目的で実施する場合もあります。
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それでは、なぜボーンスクイズには前文ような効果があるのでしょうか?
ボーンスクイズは、骨髄刺激を中心としたセラピーです。60分の施術の中で、40分間が骨髄刺激に充てられます。
骨髄刺激は指圧やマッサージに代表される筋肉刺激とはまったく異なります。指圧や整体やマッサージは筋肉や関節に働きかけるものですがボーンスクイズは骨髄そのものに働きかけるので赤血球免疫細胞が増加し、血管新生を促進するばかりではなく、自律神経やホルモンの調整作用に大きな効果をもたらします。(血流の写真)
ただし、骨の周りには多くの神経が走行しているため、ボーンスクイズの40分間は骨膜刺激という痛みを伴います。
痛みについては多くの方が体験記に書いていますのでご覧ください。
まとめ
注意事項

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当院の鍼は「一源三岐鍼」という*会陰(えいん)へのツボ刺激も含む手法を用いるのが特徴です。
東洋医学では「一源三岐」という、衝脈・任脈・督脈の三つの流れが、直接的に一源である子宮に注ぎ入り、生殖を支えるエネルギーになると考えられています。女子が発育成熟してくると、「一源三岐」および、「気」「血」が充実して月経が始まり、妊娠が可能になります。したがって、一源三岐の流れがバランスを失ったり、気血が不足したりすると、月経不順や不妊などの状態がおこってきます。
一源三岐のツボを刺激することで、自律神経を整え、ホルモンバランスを調節し、子宮内の血流を増加させ着床時期にふさわしい子宮環境を整えていくことを目的にしています。
受精卵は、胚盤胞まで発達後、ハッチング(脱出)し、子宮内膜内の毛細血管と結びつくことで着床を開始していきます。この際重要なのは内膜の質=十分な血流が着床を順調に進め、着床開始から約12日目〜14日目に着床を完了します。
また、受精卵の着床を促進させ、免疫状態を安定化しますので移植後も安心してお受けいただけます。
※医師在中施設のため、会陰への処置が可能です。
